クトゥルフ神話 TRPG6版 【TRASH】

〇シナリオ導入 舞台は現代日本、関東にある海沿いの都市「呼声（よぶごえ）市」。 探索者は江戸時代から呼声の町を守る歴史ある一家「菜見馬（なみうま）組」の一員である。 菜見馬組の現在の組長は「菜見馬組十代目、菜見馬大五郎」。 菜見馬は昔かたぎの男らしい男だが、義理や人情を大事にしすぎ、金を稼ぐことにはうとい不器用な極道だ。 菜見馬組は江戸時代には250人も組員がいたが、今では探索者3人と組長と若頭の5人しかいない貧乏所帯になっている。 隣町にある対抗組織「鷹加里（たかかり）組」の組長と菜見馬は仲が悪く、組員同士はしょっちゅう小競り合いを繰り返している。 探索者たちは菜見馬のもと、男を磨き、漢気のある男の中の男を目指していた。 〇セッション概要 ・クトゥルフ神話TRPG（6版）職業は暴力団組員、男性探索者固定とします。（サプリ 2010、2015） ・推奨技能： 〈芸術（イカサマ）〉〈心理学〉〈言いくるめ〉、戦闘技能 ・本シナリオでは〈芸術（イカサマ）〉〈心理学〉はどちらか一方のみ取得可能で上限は 75です。 ・若頭の年齢が 40 代のため、成人しているが若頭より歳が若い探索者を推奨します。 ・また実家が金持ち等、シナリオで得られる以上の金銭が自由になる設定は不可です。 ・自分がどんな男、どんな極道になりたいか、目標を決めておくとよいです。 ・戦闘技能について 仁侠道は「弱きを助け強きをくじく」ものであり、自分より弱い女子供や素人衆に対して理由もなく攻撃をしかけるのは男らしくありません。 同様に相応の理由がない限り、得物（武器）を利用しての攻撃も男らしくありません。 以上を勘案し、戦闘技能として以下の両方を取得する ことをおすすめします。 1.素手の戦闘技能（懲らしめる必要のある相手） 2.武器の戦闘技能（本気で戦う必要のある相手） ※ ただし舞台は現代日本のため、銃火器の利用は基本的にできません。 武器の戦闘技能は刀剣類および各種鈍器を前提としてください。