クトゥルフ神話TRPG
【純潔と鉄血】
ちかね
- 昼夜
- 2026/08/16 11:00 〜 23:00
- 募集人数/利用人数
- 0 / 3
閲覧ありがとうございます
下記のご確認をお願いいたします🙇♂️
・こちらは準備がかかるため7/30までにもう1人が決まらなければ中止いたします。
・前日23時以降のキャンセルはご遠慮をお願いいたします。
・discordにてHO決め、秘匿配布、キャラクターシートの提出を事前にお願いするため大変恐縮ですがクトゥルフ神話TRPG経験者の方のみでお願いします。
(当日にキャラクター作成はいたしません)
さざ波のように寄せて消え、
あるいは沸き立つあぶくのような。
『純潔と鉄血』
【はじめに】
このシナリオは"クトゥルフ神話TRPG 第6版"に対応したシナリオである。
基本ルールブックのみを用いてプレイすることが可能だ。
キーパーは"マレウス・モンストロルム"、および"キーパーコンパニオン"を参照すると、シナリオをより深く理解できるだろうが、必須ではない。
自身の探索者に没入するタイプのプレイスタイルが向いているだろう。
物語性が強いため、クラシックなクトゥルフ神話TRPGとは趣を異にするかもしれない。
また猟奇的な描写、残酷な表現等が有るため、予め留意すること。
【概要】
時間:8~10時間程度(オンラインでのボイスセッションを想定)
人数:2人固定
舞台:現代、北欧、架空都市
傾向:シリアス、ダーク
探索者:新規限定であり公開ハンドアウトの他、それぞれに秘匿ハンドアウトが存在する。
【あらすじ】
リベラル公国。
北欧に位置するそのごく小さい国家においては、長きに渡る権力争いが行われていた。
時の権力者である大公アルフレッドが年老いてしまい、政治の実権を握ったのは正当な公位継承権を有する長男・カールであった。しかし権力欲が強く、また政治力にも優れていた大公の弟であるニコラスは、それを不満に思う。国内外の支援者を得て、ニコラスは一大勢力を保有するに至っていた。
結果として両者は敵対することとなったが、不運なことにと言うべきか、アルフレッドは病床に伏せたままで長く存命していた。当初、自らの息子に権力の座を明け渡すことを良しとしていたその老人は、病にその精神までも蝕まれてしまったのか、権力者の座に固執するようになってしまう。
かくしてカール、ニコラスにアルフレッドを加えた三者の勢力は対立を深め、国では至るところで小競り合いが起こるようになっていた。
内戦によって国力は疲弊し、やがて目立った武力衝突も無くなった頃。既に、その権力争いは十七年目を迎えていた。いよいよ大公アルフレッドが崩御するのも間近と思われたその頃、次期継承者を確定させるために、水面下では様々な思惑が蠢いていた。
――親ニコラス派の筆頭である貴族・マクシミリアン公は、彼の望む『汚れた仕事』を担う者の一人だ。
マクシミリアン公は事故や災害、何よりも戦争の被害者となった少年・少女たちを引き取り、育て上げていた。その中には、探索者たちも含まれている。
彼の目的は引き取った少年・少女たちを教育し、暗殺者としての仕事を任せることなのだ。
純白の雪が降る、その夜。
探索者たちがペアを組んでから、初めてとなる仕事が目前に迫っていた。
【公開ハンドアウト】
HO1:純潔
"――あなたは未だ、穢れを知らない。"
あなたはHO2を管理する者だ。
彼女と協力し、自らの忠義を全うすることがあなたの目的である。
主な任務は要人の暗殺であり、あなたは彼女のサポート役を務めることとなる。
性別は男性であることとし、年齢は20~25歳の間とする。
あなたは貴族の生まれであったが、幼い頃に金銭目的の強盗殺人によって家族全員を失っている。
今から十二年前――業火に包まれる家屋の中で、記憶に残っているのは返り血に染まった殺人鬼の射るような視線と、そしてこちらに向けられた銃口だった。
丁度警察が到着したため運良く助かったが、その事件によってあなたは全てを失った。強盗殺人事件の犯人は、未だに捕まっていないらしい。
父親と繋がりのあったマクシミリアン公に拾われ、養子としてでは無かったものの、息子同然の扱いで育てられたあなたは、彼に対して忠誠を誓っている。
国中を巻き込んだ権力争いの最中、彼が自らの主君の目的のため、汚れた仕事を請け負っているということを知ってもなお、その気持ちは変わっていない。
取得が推奨される技能は<回避>、<精神分析>、<運転(自動車)>、<追跡>である。```
HO2:鉄血
"――あなたの道は、鉄と血から為る。"
あなたはHO1に付き従う者だ。
彼と協力し、自らの信仰を全うすることがあなたの目的である。
主な任務は要人の暗殺であり、あなたはその実行役を務めることとなる。
性別は女性であることとし、年齢は10~15歳の間とする。
あなたは貴族の生まれであったが、幼い頃に交通事故によって家族全員を失っている。
今から二年前――横転した車や、血にまみれた家族の絶叫は、今もなおあなたの記憶に強く残っている。衝突してきたトラックの運転手も、その事故によって死亡してしまったと聞いている。
事故のショックによって歩行することすら困難となり、深刻な言語障害を抱えてしまったあなたのことを、残った親類は皆煙たがった。そのためあなたは孤児院に入れられることとなったが、後にその資金提供者であるマクシミリアン公によって拾われることになる。
彼の施した肉体的・精神的なケアと戦闘訓練によって、あなたは今となっては年齢よりも優れた身体能力を獲得するまでに至った。言語障害についても、奇跡的にと言うべきか完治している。
彼の本当の目的が自らに付き従う、私設の傭兵を作り出すことであると理解していても、彼があなたを救済してくれたことは事実である。あなたは彼に対して信仰を抱いており、与えられた命令をこなすことに対しての疑念は無い。
取得が推奨される技能は<回避>、<拳銃>、<その他戦闘技能>である。
【舞台設定】
今回のシナリオの舞台は、現代の架空都市である。
リベラル公国の中心都市の一つである『ヴェネディテラ』だ。
馴染みのある現代日本の文化水準と、特別変わったところはない。
リベラル公国は北欧に位置する小国※1であり、長きにわたる権力争いの結果、治安が悪化している。マフィア等、反社会勢力の活動も盛んだ。
※1 現実世界で言えば、スウェーデンやフィンランドのあたりを想定している。とはいえあくまでも架空の国家であるため、実在の地名とは関係無い。
また貧困も拡大化しており、一次産業もそこまで盛んではないことから、周辺諸国からの援助を受けてようやく成り立っているというのが現状である。
現代では数少ない、貴族を君主として擁する国であり、その最高権力者は大公と呼ばれる。公位継承法は明確に定められておらず※2、場合によって様々な形を取る。
※2 実際、現実世界でも王位だとか公位だとかを継承する法律は明文化されていなかったり、ちょくちょく改正があることもあるようだ。
公用語は英語が用いられている。
他、細かいことについてはキーパーとプレイヤーの手で柔軟に決定すると良いだろう。
【屋敷について】
探索者たちが住んでいるのは、マクシミリアン公が所有する大規模な屋敷である。
それぞれ住人には個室が与えられており、もちろん探索者たちも例外ではない。
マクシミリアン公は孤児となった子供を引き取り、育て上げることで私設の傭兵のように仕立てている。
その事実は公にはなっておらず、表向きは『哀れな戦争や貧困の被害者を引き取り、育てている慈善家の貴族』として通っているため、実質的に彼が統治するヴェネディテラにおいても特に評判が良い。
探索者たちの、お互いのこれまでの関係性は自由だ。ペアを組むのはシナリオ開始時点であるため、今までは屋敷で会ってもそこまで交流が無かったということでも良いし、元からそれなりに仲が良くても構わない。
また探索者たちは、屋敷に来てから学校には行っていないこととする。勉学については、マクシミリアン公が招いた家庭教師や、後述するNPCであるルーファが教えてくれていた。これについては、マクシミリアン公は戦争の道具となる者たちの身元が判明してしまうのを恐れているためである。高度な教育を受けているため、探索者のEDUの値についてはあまり現実から飛躍していない限り、自由に設定して構わない。
屋敷の中で探索者たちがどのようにして生活をしていたかは、プレイヤーに任せられる。多くの場合、マクシミリアン公が手配した軽い仕事
※3をこなしたり、家政婦たちの手伝いをしていたことだろう。
※3 もちろん、物騒な仕事ではないようなものを指す。
【NPC情報(公開)】
■グレイズ・フォン・マクシミリアン
探索者たちの親代わりと言える存在である、リベラル公国の有力貴族。
年の頃は40を過ぎた程度で、背の高い美丈夫。
年若くして早逝した父親の跡を継ぎ、そこまで力を持たなかったマクシミリアン家を一代で今の地位まで押し上げた傑物。
政治はもちろん、軍事や医学についても幅広い知見を持つ。結婚の申し出は後を絶たないが、その全てを断り、今なお未婚。
身内に対しては穏やかで気優しく振る舞うが、野心家で冷酷な一面も併せ持つ。
■リヒャルト・ロウ
HO1と同じ役割を担う、30代の男性。
長い間、マクシミリアン公に仕えているらしい。マクシミリアン公のことを「兄貴」と呼び、慕う。
元々は身寄りのない孤児だったらしいが、そのことを感じさせない明るい雰囲気を持ち、屋敷においてはムードメーカー的な存在。HO1に対しては、特によく絡んでくる。また、HO2に戦闘訓練を仕込んだのも彼だ。
酒好き・女性好きな一面があり、それを周囲の人々に窘められることも多い。
特に最近は飲酒量が増えているようだ。
ステラとペアを組み、マクシミリアン公のため汚れた仕事に手を染める。
戦闘面においては主に二丁拳銃を用い、多数との戦いにおいても余裕の立ち振る舞いを見せる。
■ステラ・アヴァ・マリアンヌ
HO2と同じ役割を担う、10代後半の女性。
五年ほど前から屋敷に来ており、既に何度か汚れた仕事を遂行している。
貴族の出身。クールな性格で口数も少ないが、かといってジョークを解さない性質でもない。
好物は甘いもので、ホイップクリームとイチゴを大量に食べることが好き。
リヒャルトとペアを組み、マクシミリアン公のため汚れた仕事に手を染める。
戦闘面においては主にナイフを用い、音を立てない暗殺を得意とする。
■ルーファ・レイギーナ
マクシミリアン邸において、数人存在する家政婦をまとめるメイド長。
年の頃としては20代後半~30代前半といったところだが、いつまで経っても容貌が全く変わらないことに定評がある。およそ六年ほど前から、マクシミリアン公に仕えている。
おおらかな性格の女性で、どんなことが起きても平静を保つ大物。
得意なことは料理と掃除で、その家事スキルは超がつくほどの一級品。
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リん
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