ダンジョンズ＆ドラゴンズ 【タラスクの侵略】

大晦日恒例　ダンジョンズ＆ドラゴンズ　レベル20会 （イントロダクション） アンダーマウンテンの深淵に住む狂気じみた魔道士、ハラスター・ブラッククロークは、予測不能な事態に対する準備を怠らなかった。彼の魔法は、この地下迷宮がウォーターディープの街の下に存在する限り、彼の命が失われることはないという絶対的な保証を与えていた。なぜなら、勇敢な冒険者たちがハラスターを打ち倒しても、迷宮の魔力が彼の肉体を再び織りなすからである。 ところが、永遠に近い不死を得ながらも、自身の狂気に駆られた彼は一つの真実に気付く。もし冒険者たちがアンダーマウンテンを根底から破壊し尽くすならば――それがいかに困難で、ほぼ不可能に近い大業であったとしても――彼の不死は終焉を迎えるだろう。この問題に対処すべく、彼はアンダーマウンテンの一部を遠く離れた、物理世界を超越した多元宇宙の隅々に散らばらせることにした。これにより、彼を滅ぼすための戦いは、より一層の難題となるのだ。 だが、運命は彼に背を向けた。一行の冒険者たちが、至高の都ウォーターディープの地下深くにてハラスターを倒したのだ。彼の計略どおり再生したハラスターが目覚めたのは、ファルクスと呼ばれる異世界で、そこは果てしない飢餓を抱えるタラスクという名の巨大な肉食獣が支配する場所だった。この鱗に覆われた凶暴な二足歩行の獣は、物質界のあらゆる世界で恐怖そのものを象徴する存在として恐れられている。自分を殺害した冒険者一行に対する復讐の炎はハラスターの身を焦がし、彼は新たなる計画の構想を練り始めるのだった。 もし一体のタラスクが都市を壊滅させる力を持つのなら、タラスクの群れはフェイルーンの大地にどんな恐怖をもたらすのか？ その答えを求めて、新たな冒険が幕を開けようとしている。 開催：モノドラコ ＤＭ：ひで